水の使用量を減らす|今時の知ってて得する話|エコアイデアで暮らしの水を守ろう!|京葉地区の不動産なら京葉リネット!市川・船橋・習志野・千葉市花見川区の不動産情報

今時の知ってて得する話

水の使用量を減らす

私たちは普段、どれ位の量の水を使っているのでしょうか。 東京で暮らす家庭を例に挙げると、1ヵ月あたりの平均使用水量は4人家族で25.1m3です。これは200Lのドラム缶に換算すると125.5本分になります。 家庭のトイレ、浴室、炊事などで使われる水の量は、生活が便利になるにつれて年々増えていく傾向にあります。 けれども最近になって、環境意識の高まりから「節水」を心がける人が増えるようになりました。限りある水資源をムダ使いしないために、日常のシーンから水の使用量を減らしていきましょう。 (※出典:東京都水道局 2009年度生活用水等実態調査より)

家庭内の水の使われ方

節水のエコアイデア

トイレの節水アイデア

●洗浄レバーは「大」と「小」を使い分ける

従来型のトイレの場合、1回あたりの洗浄に使われる水の量は「大」で13L(3.12円※)、「小」で10L(2.4円※)です。これを1.5Lのペットボトルに置き換えると、「大」は約8本分、「小」は約6.5本分の水が流れていることになります。つまり「大」と「小」の水量はペットボトル約1.5本分もの差があるという訳ですね。 トイレは1日に何回も使用するものですから、洗浄レバーの「大」と「小」はきちんと使い分けて、必要以上に水を使わないようにしましょう。 ちなみに「トイレのタンクにペットボトルや瓶を入れて水の容量を減らす」という節水法が取り上げられることがありますが、これはトイレの詰まりを招く危険性があるのでNGです。 近年発売されている節水型のトイレは、従来型と比べると水の使用量が半分程度になるというデータもあります。買い換えにはお金がかかるのも事実ですが、もし新築やリフォームの予定があるなら、節水型トイレの購入を検討してみてはいかがでしょうか。 (※水1Lあたり0.24円で算出)

ほかにもこんなアイデアが!

・消音などの目的で二度流しをするのを避ける
・洗浄にお風呂の残り湯を利用する(水圧が弱いので「小」の場合のみ)

浴室の節水アイデア

●浴槽のお湯の量を減らして半身浴をする

あなたはバスタイムの湯船に、どれ位の量のお湯をはっていますか? もしも浴槽の縁ギリギリまでお湯を溜めているなら、一度、お湯の量を胸の下(みぞおちのあたり)までにする「半身浴」を試してみてください。 肩までしっかりお湯に浸からなくても、体を温めることは可能です。しかも半身浴なら、心臓に負担をかけることなく長時間入浴できるため、血流がうながされて体の芯からポカポカに。基礎代謝もアップするのでダイエット効果も期待できます。 半身浴の理想的な温度は38~40℃程度です。気になる節水量ですが、肩まで浸かって180L(43.2円※)の浴槽の場合、半身浴にすると130~150L(31.2~36円※)ほどになります。

ほかにもこんなアイデアが!

・シャワーを使う時は流しっぱなしにせず、こまめに止める
・浴槽のお湯で体や髪を洗う

キッチンの節水アイデア

●使い終わった食器をため洗いする

食後の食器洗いは、水を流しっぱなしにした状態で洗う「流水洗い」の場合、1分間で約12L(2.88円※)の水を使うことになります。 そこで、食事が済んだらシンクの洗い桶に水をためて、その中に食器を浸けてまとめてすすぐようにしましょう。この方法を「ため洗い」といいます。 ため洗いは水の使用量が少なくなるだけでなく、ご飯粒などのこびりつきも落ちやすくなるので一石二鳥ですよ。 (※水1Lあたり0.24円で算出)

ほかにもこんなアイデアが!
  • ・食器洗いの時は水を流しっぱなしにせず、こまめに止める
  • ・米のとぎ汁や野菜のゆで汁などを食器洗いやガーデニングの水やりなどに活用する

洗濯の節水アイデア

●浴槽の残り湯を有効活用する

毎日、浴槽のお湯をはり替える家庭であれば、浴槽の残り湯はそれほど汚れていないはず。残り湯を洗濯機にくみ上げて、洗い水として有効活用してはいかがでしょうか? 入浴後すぐの温かいお湯であれば、油や皮脂の汚れが落ちやすいので便利です(ただし入浴時間が夜遅い場合は、ご近所への騒音に注意してください)。 また、洗濯機を使う時は洗濯物の量にも気をつけましょう。洗濯物の量が少ない場合は水と電気のムダが多くなりますし、逆に洗濯物が多すぎても洗濯機の回転効率が下がって汚れが落ちにくくなります。汚れが落ちやすく、水と電気がムダにならない洗濯物の量は、洗濯機の容量の約8割が目安です。

ほかにもこんなアイデアが!
  • ・洗いとすすぎを1回に設定する
  • ・少量の洗濯物は手洗いする

その他

上記で紹介したアイデア以外にも、日常の小さな工夫で節水ができます。生活を見直しながら、無理なく節水アイデアを実践してみましょう。

  • ・洗顔や歯みがき時に水を流しっぱなしにしない
  • ・洗車はホースで水洗いせず、バケツにくんで洗う
  • ・水道の蛇口に節水コマを取り付ける

…など

次のページでは「できるだけ水を汚さない」方法について紹介します。